本尊・寿老人・鎮守社

Principal image And “Jurojin” And Chinju shrine “Sansha Myojin”

本尊 不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)

【本尊 不空羂索観音】「ふくうけんじゃくかんのん」。
サンスクリットでは「必ず獲物を捕らえる縄」という意味のアモーガ・パーシャ。
アモーガは 「空しくない (不空)」の意。
パーシャは古代インドで狩猟に使った投げ縄のことで、漢訳では羂 (わな)の素(つな)
と解して羂索と表記した。 勝れたパーシャが必ず鳥や魚を捕らえるように、人々を余す所なく救う菩薩の羂索。
ゆえに不空羂索観音という。

寿老人

白髪で杖を持ち、千五百年生きているといわれる鹿を連れており、左手には長寿福徳の象徴である桃の実を持つ。
中国道教の南極星の化身だといわれ、 長寿延命・諸病平癒・富貴繁栄の御利益がある。

鎮守社「三社明神」

社殿は春日造りで、春日明神を中心に八幡大菩薩・天照大御神の三社である。
この三社信仰は、古来より錦御旗に揮毫される三神号である。

【法音院鎮守社】由緒(pdf)

三社の御神徳・御利益

春日大明神

  • 子孫繁栄
  • 交通安全
  • 商売繁盛
  • 立身出世
  • 恋愛成就

八幡大菩薩

  • 武運長久
  • 仏法守護
  • 競事勝利
  • 受験合格
  • 安産祈願

天照大神宮

  • 国家安寧
  • 世界平和
  • 五穀豊穣
  • 家内安全
  • 心願成就

神鹿

共に鹿を使役とする春日明神と寿老人が境内に祀られ、又、当院の本尊、不空羂索観音は春日明神の本地仏(本来の姿である仏様)であることから、神鹿(狛鹿)として安置している。